指導者の独り言

６月２７日(日)オーシャンアリーナでのキッズフェスティバルにご参加頂いた皆さんお疲れ様でした

年長さんにとっては初めての対外試合となりましたが、どうでしたか？
すごく良い経験になったと思います

いつも言っていますが、この年代での試合の目的は楽しむ事です
そして一生懸命プレーし、様々な経験をする事で成長へとつながります

この年代の子供たちはまだボールしか見えていない子がほとんどなのでどうしてもボールに人が集まり団子サッカーになってしまいます
ですがこのような経験もすごく大切で、試合などを重ねていくうちに広がろうとする子が出てきます

僕たちも練習中などに「もっと広いスペースを見よう」と言っていますが、子供たちは正直あまり聞いていません(笑)
やっぱり自分で経験し自分で気付く事、それが大事だと思います

僕たちはこの年代で目先の試合に勝つ為だけの指導はしていません
もっと長い目でみた指導をしています

以前、妻から｢子供たちのポジションを決めたり、試合中にベンチからもっと指示しないの？｣と言う質問がありました

現代のサッカーは全てのポジションの選手にあらゆる能力が必要になって来ています
何か一つ出来れば良いと言う訳ではありません

確かにポジションを決めるとバランスは良くなると思いますが、役わりができ動きが制限されてしまうでしょう
その他様々な理由がありますが今はポジションを決めるのは適していないと思います

そして僕たちは子供たちに自由にのびのびとプレーしてもらう為、試合中あまり指示をしていません
今は子供たちが思った事を自由な発想でプレーする事が大切なのではないかと思います

もちろん何も言わないだけではなくアドバイスやヒントなど状況に合わせて指導します
僕たちがすぐに指示(答え)を出すのではなく、自分で考えプレー出来る選手に育ってほしいと考えています

子供たちには無限の可能性があり、いつどのように開花するか分かりません
様々な経験をさせ子供たちの可能性を広げてあげる事が僕たちの役目です 

今後もよりよい指導をめざしてがんばりますので宜しくお願い致します