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NAGOYA VIDA FC 監督&ヘッドコーチが、日々の活動や出来事を勝手に語ってます(笑)

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先日の練習試合、大変お疲れ様でした!

また、今回参加できなかった方も、まだまだ試合の機会はたくさんあるので

是非参加して下さいねっ!

幼稚園の子どもたちも練習試合を調整しているので、

サッカーに慣れてきたら、試合もどんどん行っていきましょう


今日は練習試合の重要性について少しお話したいと思います。

練習試合で学ぶことはたくさんあります。

1・普段トレーニングしている内容の理解

2・相手がいる中でプレーすることの難しさ

3・トレーニングでは得ることの出来ない喜び、悔しさ

4・サッカーのルール

5・試合後のトレーニングに対する意識

etc・・・

まだまだ重要な要素はたくさんありますが

今日は5点ほど、


1・普段トレーニングしている内容の理解

 子どもたちは普段のトレーニングを、考えながら行うことはまだ難しいです。

 反復練習を行うことによって体で覚え、無意識のうちにプレーで表現します。

 ちょうど小学校の時に習う掛け算の九九みたいなものですね!

 とっさに答えられるまで呪文のように復唱して覚えた記憶があります。

 今の年代はそれで良いと思います。 
 
 内容の理解と書きましたが、頭で理解すると言う意味ではなく、

 試合中のプレーがどのようなトレーニングから生まれたのかを

 子どもたちに問いかけ次のトレーニングにつなげて行くことが大切です。


2・相手がいる中でプレーすることの難しさ

 サッカーには必ず相手が存在します。敵だけではなく、見方やレフェリーもいます。

 敵はもちろん自分の言うことを聞いてはくれません、見方もまだサポートすることを

 知りません。 また、レフェリーのジャッジの意味を理解できません。

 子どもたちはとにかく自分のボールをゴールに入れることだけを考えています。

 でも、実はこれで十分なんです。 サッカーはゴールを決めるスポーツですから・・・

 試合中に細かい動き方を指示しても今はまだ、ほとんど意味がありません。

 僕も色々と試合中に動くヒントを与えていますが、あくまでも言葉の種類を

 覚えさせているに過ぎません。

 常に色んな種類の言葉を使い、子どもたちの意識に訴えかけています。

 相手がいる中、指導者の言葉を注意深く聞いてくれる子どもはあまりいません。

 ボールに向かって行く子どもはボールしか見えていないので、

 周りの子どもたちが指導者の言葉をたくさん覚えれば、自然と子どもたち同士で

 試合中に言葉を掛け合うことができるようになります。

 その声を掛けることが、相手のいる中でプレーするときにとても重要になってきます。

 コーチングってことですね!


3・トレーニングでは得ることの出来ない喜び、悔しさ

 毎回トレーニングの最後にはゲームを行います。でも、普段から一緒に

 トレーニングをしている仲ですから、誰が上手で誰が強いのかを子どもたちは知っています。

 子どもたちの中で自然と理解しているようです。 普段は同じチーム内での競い合いなので

 次第に馴れ合いが出てしまいます。 

 練習試合ではそうはいきません。相手に上手な子がいれば皆で守ることが大切に

 なってきますし、全員で攻めることも覚える必要があります。

 この年代の勝ち負けは特に重要ではありませんが

 やはり、勝てば嬉しいし、負ければ悔しいと子どもたちは思っています。

 年代が上に行けば行くほど勝敗が重要になってくることも確かです。

 子どもたちが自ら、試合に勝ちたいと思ってもらえれば、

 トレーニングに対する意識も次第に変わってくると思います。


4・サッカーのルール

 試合にはルールがあります。もちろん普段の生活にもルールはありますが

 子どもたちにルールを覚えてもらわなければ先へは進めません。

 しかし、まだ思うようにボールが扱えないので、ラインをすぐ越えてしまいます。

 普段のトレーニングではラインをあまり意識せずにプレーを続けさせますが、

 これも練習試合を行うことによってだいぶ理解できるようになってきます。

 そうすれば、コートの中でプレーするようになってくるので、自然とボールを

 コントロールする意識が芽生えてきます。また、とっさに手を出してしまう子が

 足だけでプレー出来るようになってきます。 

 ルールの理解は技術の理解にもつながっているんですね!


5・試合後のトレーニングに対する意識

 試合後のトレーニングでは、まず子どもたちに試合を思い出してもらいます。

 指導者が課題を見つけ、トレーニングしていくのではなく、

 この年代では、子どもたちに何をすれば良いのか問いかけることが大切です。

 プレーを思い出させることによってイメージすることを習慣付けさせ、

 指導者の見本などを→見る→イメージする→チャレンジすることに繋がります。

 また、自ら進んでトレーニングする様になっていきます。


他にも試合を行うことによって得るものはたくさんありますが、

子どもたちがサッカーをやっていて楽しいと思えることはやっぱりゲームです。

しかし、ゲームを楽しむためには、基本的な技術が必要になってきます。

ゲーム・トレーニング・ゲームをバランスよく行っていけば、必ず良いチームができると思います。




まだ始まったばかりですが、今参加してくれている子どもたちにサッカーの楽しさを

知ってもらい、一緒に成長していくことが今の僕の楽しみの一つです。

今の1年生が6年生になった時、どんな選手になっているのかを考えると

今からとても楽しみで、指導にも力が入りますねっ!

チームの目標は「賢い選手の育成」ですが、

僕たち指導者の目標は、このチームのジュニアユース(Uー15年代)を作り

愛知県のトップレベルチームまで育てていくことです!

冗談で言っているワケでは無いですよ(笑)

目標は高くもたなくちゃ 

そのためにはもっともっとサッカーの勉強をして、皆さんに応援してもらえる

ようにならにといけないんですけどねっ!

今日は長文になってしまいました・・・ サッカーをあんまりしらない方も

昔やっていた方も、大切なお子さんを預けてもらっているチームなので

一緒に08NVFCのサッカーを盛り上げていきましょう! では


 

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◎ よしっ

ちびっこ達への監督の熱い思いを知り、とてもワクワクしました。そうですね 目標は高く!
今週もヨウヘイはサッカーの日を指折り数えてます。母は不信感いっぱいで見守ってマス・・・

ようへいママ 2009/04/23(Thursday)00:28:09 Edit
◎ 大丈夫ですよ!

監督、コーチは、子どもたちが良い環境でサッカーを楽しめる様に常に考えています。時には突き放したり、厳しい口調で叱ったりすることも必要になるかもしれません。子どもたち一人一人と向き合いながら、一緒に成長して行くことが大切ですねっ!
ようへいママも安心して見守って下さい。

監督 2009/04/23(Thursday)01:47:24 Edit
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