NAGOYA VIDA FC 監督&ヘッドコーチが、日々の活動や出来事を勝手に語ってます(笑)
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大変ご無沙汰しております。 8月は一回も更新が出来ずやっとブログが書ける時間ができました 夏休みもあっという間に終わってしまいますね~ 夏休みに入ってからと言うもの、途端に忙しくなってしまい現在に至ります 今回は一か月の総決算でお話させてもらいま~す。 7月の終わりにGKの指導者資格を取得するために 静岡まで2泊3日で行ってきました 実技と講習のタイトなスケジュールについていくのがやっと ちゃんと指導するためには自分も動けないといけない、 と言う事を痛感した3日間でした。 合否の通知はまだ届いていないので何とも言えませんが 合格していたら、来年また一つ上の資格を目指そうと思っています 8月の最初は富山遠征がありました VIDA設立以来、初めての遠征でしたが西山友の会の方々にたくさん お手伝いをして頂き、お陰様で大きな事故や怪我もなく 無事に成し遂げることができました 結果は優勝と言う素晴らしい結果でしたが、VIDAだけでは無し得なかった 結果だと思っています 西山友の会の先輩方と就寝を共にし、良い刺激を受けたからこそ 素晴らしい結果が残せたに違いありません 僕も自分が引率して遠征に行くのは初めてなので 何を準備して、どんな段取りで行えば良いのか わからない事がたくさんありましたが、そんな不安も西山友の会の コーチや父兄の方がしっかりフォローして下さったので 僕は子供たちと試合に集中する事ができました これからもまだまだたくさん学ばせてもらわなければなりませんが 必ずVIDAとして遠征に行っても優勝できるチームにしていきたいと思っています。 遠征に参加してもらった子供たちはひと回りもふた回りも成長して帰ってきたので その経験をチームのみんなに伝えてもらえれば嬉しいですね 来年は僕たちがって思ってくれる子供たちが一人でもたくさんになれば 来年も再来年もその先も、きっと良い結果が残せると思います でも目指す目標は、6年生になった時に全国大会に出場すること 愛知県代表として戦えるチームに成長することですから さらにその先も愛知県を代表する選手、 日本を代表する選手になってもらいたい気持ちでいっぱいです みなさん夏休みはたくさん楽しめましたか? 子供たちはみんな楽しい思い出を話してくれます そんな子供たちの嬉しそうな笑顔が見られるのも 僕にとっては大切な活力源 たくさんの子供たちに囲まれて毎日好きなサッカーを 指導させてもらえることに感謝×②です ブログを一か月も更新していないので、 見てくれる方が少なくなってしまったのでは・・・ と不安になっていますが、是非コメントを残していって下さいね
いつの間にか5日ほどたってしまいました、すみません 遅くなりましたが、コメントの続きです 前回の試合で「チームワークはVIDAの方ができていたよ」と言いましたが、その理由はボールを持っていない選手の動きにあります これはチーム戦術の違いもありますが、VIDAの選手は味方がボールを持った時にボールをもらおうと動き出すのに対して相手の選手はボールをもらう動きよりも、こぼれ球などを狙っている動きの方が多かったかなと僕は思いました 個人技中心のチームはパスをもらおうと動いてもボールが来ない事が多いのでそのようになってしまうのだと思います だけど1人でも試合を決めてしまう技術を持っているので凄いチームです そのチームの目的はそこにあると思うので方針の違いですね だだ高学年になればなるほど1人で打開していくのは難しくなってきます いずれはパスやパスをもらう動きを学ばないといけません なのでそういった壁にぶち当たった時の対応が難しいのではないかなと僕は思います そういった事も含め、状況にあわせたプレーが大切だと僕は思っています ドリブルが凄く上手でも状況判断が悪ければ、半減してしまいます 良い選手は状況判断が早いです コメントでも言ったパスとドリブルを状況にあわせてプレーできる選手とは状況判断の早い選手です 「状況判断の早い選手」は僕たちが掲げているチームのコンセプトでもある「賢い選手」の1つでもあります こういう選手を僕たちは育てていきたいと思っています 簡単ではないと思いますが、がんばります そして3年生リーグの見どころは?と言う質問がありましたが、それは今回の話にもあった、ボールを持っていない選手の動きにも注目してみてはいかがでしょうか? サッカーはボールを持っていない選手の動きも凄く大切です
みんなが疑問に思いそうな事を質問していただきありがとうございます 我が子たちも一緒に朝練をしているみたいですが、我が子たちはやる気があるのか無いのか分からない感じで、なかなかスイッチが入らず、マイペースな感じです 「まだまだこれから」と心に言い聞かせていますが… さて、リフティングについて僕からも一言… まずはリフティングの利点についてですが、リフティングが出来るようになるとボールの芯をとらえる事ができ、キックやトラップなどボールコントロールが上手になります そして集中力、バランス、体力、リズム感などもつくのではないでしょうか それから、リフティングは目に見えて上達が分かる為、自信にも繋がると思います これらの点があげられるでしょう ではコメントしていただいたように長く続ければ続けただけ利点はあるのか…と言う事ですが、それは監督が言っていたようにリズム感、そして記録更新などによる自信、それから集中力、体力などこのような点になると思います ただ僕たちはリフティングを長く続ければそれで良いとは思っていません 試合でそれを生かせるのかと言うと…と言う事です 確かに低学年になればなるほどサッカーが上手な子はリフティングも上手な子が多いと思います ですが高学年になればそうとはかぎりません リフティングを長く続けるにしても僕たちが気をつけている事は得意な場所だけでリフティングするのではなく、いろいろな場所を使う、動きながらリフティングするなど試合でも生かせるようにと心がけています 100回リフティングが出来るようになれば、あとは体力と集中力、そして諦めず練習すれば200、300、500、1000回…と出来るようになるのはそう時間はかからないでしょう なので100回以上出来る子には特にいろいろな場所を使うよう言っています ちなみに僕の記録は4年生で50回、5年生で100回、6年生の時の最高が230回でした 中学で800回、高校で10000回以上、今までの最高は2時間くらい落とさず続けていた事もありますよ 回数は途中で分からなくなりました(笑) だけど、これだけ長く続けた事が試合で生かされたのかと言うと監督と同じく生かされていないと思います 残ったのは自分の記録と言う自己満足ですね(笑) ブラジルへ留学し、それを実感しました 当時、日本人はリフティングや足下の技術は全体的に上手いと思いましたが、試合になると違うんですよ ブラジル人はリフティングが上手ではない選手でも、試合の流れや状況に合わせたコントロールがすごく上手かったですね なのでリフティングは回数が出来れば出来ただけ良いとは言えないと僕は思います
いよいよ待ちに待った夏休みが到来しました! ま、大人になったらそこまで嬉しいモノでもないのでしょうが(笑) 子供にとってはやっと夏休み~!って子も多いのでは ほとんどかな 子供の頃の夏休みって皆さんは何をしていましたか? 家族で旅行に行ったりお婆ちゃんの家に遊びに行ったりetc・・・ たくさんの思い出がありますよね~ 僕も小学生の頃は毎年父の実家(伊勢)に行き 花火大会を見た思い出があります チームの子供たちもそれぞれの思い出作りに毎日忙しいことでしょう。 最近子供たちには練習後の話で、夏休みと言うのは・・・と言う話をしました。 そこで伝えたことを今回はお話させて頂きます 「学校へ行く時は、みんな同じ時間学校で勉強をしているよね 授業の時間も同じ、放課の時間も同じ、違うことと言えば 学校から家に帰ってからの過ごし方が違うぐらい・・・ サッカーの練習がある時はサッカーを学ぶ時間に使って、 他の習い事がある時は他の事を学ぶ時間に使う。 もちろん友達と遊ぶ時間だって必要だよね。 毎日学校から帰ってから、一人ひとり限られた時間の中で たくさんやりたい事があるけれど、 みんなは時間を上手に使えているかな? でもこれからしばらくは夏休みだ! 本当は普段学校に行く時間に行かなくてもいいのだから もっともっとたくさんの事ができるんだよ~ 友達と遊んだりお父さんお母さんとお出掛けしたり・・・ もちろん勉強だっていっぱいできる。 今君たちが取り組んでいるサッカーで言えば 練習がなくても毎日好きなだけボールが蹴れるんだ その気になれば毎日練習をやっているから参加することだってできる。 でも監督はそこまで毎日サッカーの練習に参加しなさいとは言わない 家族で旅行に行ったりお婆ちゃんの家に行ったりお祭りに参加したり たくさん遊べばイイと思う・・・ 夏休みの思い出をいっぱい監督やコーチに話して欲しいからね! ただ一つだけ! 本当に上手になりたい子は毎日10分でもボールを蹴ってるんだ 学校がある時に練習の時だけボールを蹴っている子は 練習に参加した時しかボールを蹴っていないよね? 普段は多くのみんなが限られた時間しか練習できない。 週に何回も練習に参加してくれている子もいるけれど 練習内容はみんなと変わらないよ。 でも今は夏休みなんだから、少し早起きして公園でリフティングをやってみたり 夕方涼しくなってから友達とボールを蹴ることだってできる。 一人でできる練習は今まで何度も普段のトレーニングでやってきたから その気になれば誰だってこの夏休みの間に上手になれるチャンスがあるんだ! みんなが練習をしていない時にこそ練習をすれば、 それだけで練習をしていない子との差ができるんだよ~ 今よりもっとサッカーが上手くなりたっかたら、 毎日5分でも10分でもボールを蹴ってごらん 夏休みが終わる頃には必ず今よりも上手になっているから。」 こんな話をしました なかなか全員の前で話す機会が無いので、 その時々に参加してくれている子供たちには話をしましたが、 このブログを読んで下さっている方は今一度お子さんと 夏休みの過ごし方を話し合ってみてはいかがでしょう 毎日の積み重ねが将来の為になる、と言う事 一日の中で自由に使える限られた時間を、目標を持って上手に使う、と言う事 その限られた時間の中で、何を優先して取り組む事が今一番大切なのか、と言う事 他にもまだまだたくさん子供たちには伝えて行きたいと思っていますが、 夏休みなので、お母さんお父さんと過ごす時間も普段より長くなると思います。 この機会に是非、お子さんの時間管理能力を高めてあげて下さい! 毎日ヒマ~って嘆いているお子さんがいたら家事のお手伝いや部屋の片付け おつかいなんかをお願いするのもいいかもしれませんね みんなの口からこんな事をやったよ~って教えてもらえる事を楽しみにしています サッカーだけの夏休みなんてつまんない 僕が高校の頃に感じたことです・・・ 大きくなれば長期休暇は遠征や試合の日々になります その中でいかに自分のやりたい事を実現して行くかは やはり時間を上手に使う事に限ります。 今はまだ、自分で時間を上手に使うことができる子は少ないと思いますが お父さんお母さんがお子さんと一緒になって 一日のタイムテーブルを考えてあげることによって、今何をやるべきなのか ゲームをしたりテレビを観たりする為の自由な時間を手に入れるには まず何を頑張らなくてはいけないのか、が明確になると思います。 そのタイムテーブルの中に、その子に合わせた頑張れる時間、 続けられる日数の”サッカー”を取り入れてもらえれば 無理なくボールを蹴ることができると思います それぞれご家庭のライフスタイルに合わせた子供たちの サッカーに対する取り組み方を楽しみに観察して行こうと思っています
珍しく2日続けての更新です(笑) 今回はコメントして頂きましたゴールキーパーの心境について 少々お話を・・・ 先日行われた女子W杯でのPK戦、 誰もが祈る気持ちで見守っていたと思います。 ゴールキーパーをしていると、年に数回はPKの場面に遭遇してしまいます ただ、大会のトーナメント戦でない限りは5人ずつ蹴るPK戦は行われません。 なかなかPK戦までもつれ込む試合ってないものなんです。 PKで最も多いのが試合中のPKだと思います こればかりは何ともならないんですよね~ PK戦になる時は心の準備ができるのでいいのですが、 試合中は何の前触れもなくファールをするので やっぱりPK戦の時のようなモチベーションまでは持っていけません・・・ 試合を見ている側からだと、PKの時のゴールキーパーって緊張するのでは とか、どんな心境でゴールに立っているのか気になりますよね 僕の心境しかわからないので参考になるかはわかりませんが 今までの経験からお話しさせてもらいます(笑) まずは試合中にPKを取られたら・・・ 自分で犯したファールであった場合は申し訳ない気持ちでいっぱいです あとは、味方選手が故意でないファールを犯した場合、 敵の蹴ったボールが偶然手に当たってハンドになってしまった、とか 混戦の中で故意ではなく相手と接触してファールを取られてしまった、などは ファールを犯してしまった選手の気持ちを汲んで励ましてあげます。 もちろんPKなのでみんなが注目しますし、自分もセーブして活躍したいので 気合を入れてPKに挑みます。 ただ、味方選手がやってはいけない場所でファールを仕掛けた場合だけは モチベーションが下がります いくらピンチだからと言ってそこでファールはダメでしょ~ って感じになってしまい、大体そう言う時はPKを決められてきました(泣) 試合中のPKは、それまでのプレーが大きく影響していた気がします。 また、試合の流れも大きく変わってくるので、審判もなかなかPKは取りづらく 均衡した試合では特にペナルティーエリア内での味方の動きには神経を使っていました。 PK戦の場合・・・ この場合は試合の時間と共にPK戦を視野に入れてプレーをするので 比較的緊張はしなかった様に感じます。 どちらかと言うと、僕は目立ちたがり屋だったので PK戦が近づくとワクワクしていました なぜかと言うと、試合中にフィールドプレーヤーは点を決めると1点と記録されますが、 GKは何本シュートを防いでも記録として残りません。。。 PK戦はGKが一番注目され一番活躍できる場面なんです! しかも5本もチャンスがあるなんて 恐らくキッカーの方が心境としては厳しい状況だと思います。 一本しかチャンスがありませんからね(笑) そんな感じでPK戦はGKにとって有利な心境だと思っています。 決められて当然の距離からシュートを受けるわけですから 手に当たっただけで”惜しい”って言われる気持ちがわかりますよ~ これはあくまでも僕の経験の中で感じた心境なので すべてのGKに当てはまるわけではありませんが、 恐らく多くのGKはPK戦を楽しんでいると思います おまけ PKの時にGKは勘で飛んでいるのかどうかって気になりませんか? これも色んなGKがいるので、あくまでも僕が実践してきた方法ですが、 ・助走の距離や角度 ・相手の目線や表情 ・軸足の向きやキックの種類 ・ボールが動いた瞬間の方向や高さ などを瞬時に見極めてどちらに動くかを決めます。 ただ、この方法だけでなく 最初は思いっ切りどちらかの方向に勘でセービングし 相手に勘で動くGKだと思わせてから じっくり相手の蹴る方向を見極めたりもしていました(笑) PKを楽しんでいるGKって案外たくさんいると思いますよ! 僕の母親はPK戦になると心臓に悪いといつも言っていましたが 当の本人は案外気楽なものだったりもします でも僕の中で本当に良いGKと言うのは、 いつもカッコ良くセービングしてシュートを防ぐGKより フィールドプレーヤーに的確な指示を出し、 シュートを打たれる前に危険予測ができるGK また、シュートを打たれても自分の正面で処理することのできるGKが 良いGKだと思っています。 要するにチームの守護神として後ろから選手を支え、指示し、動かし、 最後の砦までボールが来ない様にできるGK 精神的にも運動能力的にも非常に優れているGKが 僕の良いGKの理想です